ThinkPad 10 for SoftBankにWindows 10をクリーンインストールしてみた
去る3月7日にイオシスでThinkPad 10 for SoftBank(20C1S00U00/LVSAC1)のAランク品が11,800円で販売されていたので、通販でポチり間もなく9日に到着した。
しかしながら、今更Windows 8.1では使いにくくて仕方がないため、Windows 10にアップグレードすることにした。スペックを確認してみると動作要件は満たしており、実際にWindows 10用のドライバーがx86/x64ともに用意されている。
ところが、そのままアップグレードしようとしたところ、メディア作成ツールより問題が起きると表示され、アップグレードインストールはできなかった。
そういうわけでクリーンインストールを実施したが、試行錯誤もあったため、再度セットアップする場合に備えて、備忘録としてメモしておくことにした。
Windows 10のクリーンインストールに必要なもの
・USBメモリ
Windows 8.1の回復ディスクの作成用、変態には必要ない
・USB HUB
下記3デバイスの接続用
・USBメモリ
こちらはWindows 10のインストールメディア用、メディア作成ツールで作成しておく
・USBキーボード
インストール中はもちろん、インストール後もタッチパネルのドライバーをインストールするまでタッチパネルで操作できないため、キーボードがないと何もできない
・USBマウス
(キーボードと比べれば)なくても良いし、作業できるが、あったほうが楽
・Windows 10のプロダクトキー
アップグレードではないので、別途ライセンスは必要。Proのライセンスを用意した
インストールしたWindows 10
・Windows 10 Pro x86(1809)
当初x64でインストールしようとしたが、Boot直後にエラーがでてインストールディスクから起動できなかったため、断念しx86でインストールを実施した。
事前に準備しておいたほうが良いこと
・Windows 8.1のプロダクトキーを控える
フリーソフトでも確認できるが用意が面倒なので、Windows 8.1上でコマンドプロンプトより「wmic path SoftwareLicensingService get OA3xOriginalProductKey」で控えておく。
※結果的には不要となったが、再度入手しようとしてできるものでもないため、控えておくに越したことはない。
・回復ディスクを作成する
Lenovoはデバイスドライバーがウェブからダウンロードできるため、Windows 8.1をクリーンインストールすればいいと考える変態には必要ない。戻せなくなったら困ると心配な諸氏は作成されたい。
作業手順
さて、ここからが本題である。
1. BIOSで起動順序の設定
音量+と電源ボタン同時押しで電源を入れるとBIOS画面が出せるので、Startup(市販マザーボードでいうBootに相当)でUSBメモリの優先順位をプライマリに設定しておく。
2. インストールメディアからBootしてWindows 10をインストール
システムパーティションを含めすべてのパーティションを削除してインストールを実施した。
3. デバイスドライバーのインストール
幸いWindows 10 Pro x86(1809)では無線LANがInboxドライバーで動作したため、無線LAN経由でLenovoのサポートページよりデバイスドライバーをダウンロードしてインストールした。
デバイスドライバーは下記サポートページで「20C1S00U00」を入力するとダウンロードページに進むことができる。
その辺のPCと同じで、デバイスドライバーはチップセットを最初にインストールする必要がある。その後は適当で問題ないが、再起動を求められたら都度再起動を行なうことを忘れないようにする。
チップセットのあとタッチパネルのデバイスドライバーを入れておくと楽になる。ファイル名で判別ができず、最後に入れてしまいとても面倒であった。
※ストアアプリでアプリの自動更新を切っておくと、ドライバーダウンロード中にアプリが更新されないため、パワー不足に悩まされず引っかかりなどなく楽にインストールできる。
4. Windows Updateの実施
最後の仕上げにWindows Updateを実施して、ストアアプリの更新をして完了となる。
以上の手順でインストールしたが、専ブラで艦これして、AristeaでTwitterして、ナナミズキのBDを観るのにしかまだ使っていない。いじりながらいろいろ考えてみよう。とりあえず、microSDを買ってくることからはじめたい…